支援により大きく上がる復学確率

外部支援により復学確率が上がる

行事ごと満載、楽しいはずの2学期ですが…

こんにちは、心友会の大儀です。

多くの学校でいよいよ2学期が始まりました。9月らしくめっきり涼しくなって秋を感じます。

さて、2学期と言えば一年で最も学校行事が充実している時期ではないでしょうか。運動会や遠足、高校でしたら文化祭など、楽しみにしている子供達も多いことでしょう。

しかし、学校が好きではない子供達にとっては逆に辛いものであるかもしれません。まず友達関係が良好でないと、運動会や遠足が楽しいはずがありません。

参加しなければ話題にもついていけなくなりますし、さらに学校が嫌になり不登校に拍車をかけることになってしまいかねません。

 

不登校者とは…

文部科学省によれば、年間30日以上欠席した児童生徒のうち、欠席理由が「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者。ただし、病気や経済的な理由による者を除く。」に該当する場合が、「不登校」としてとらえられる児童生徒です。

この不登校者の数は、多少の増減はあるものの毎年ほぼ横ばい状態であるといいます。

最近では、各学校にカウンセラーをおいたり、また民間のフリースクールも増えてきており、その結果復学に成功したという子供達も多数いるのですが、その分新たな不登校者が生まれることで横ばいという数値になっています。

 

不登校の児童生徒が復学出来る可能性

では不登校の状態から復学に成功した子供たちの割合というのはどれくらいのものなのでしょう。

数年前の文部科学省の調査になりますが、何らかの支援の結果、登校するまたはできるようになった児童生徒は全体の31,1%、登校には至らないものの好ましい変化がみられるようになった児童生徒は20,6%と、両者を合わせると半数を超えています。

不登校の子供達への支援の重要さが分かる数値となっていますが、その中でも学校関係の支援が約半数、学校以外の民間のカウンセラーなどの支援が約3割、その他何の支援も受けることがなかったという児童生徒もいます。

 

やはり家族の支えが一番です

数値で見ても分かるように、何らかの支援を受けることで復学または良い変化をもたらす可能性が高くなっています。

しかし最も大切なのは、やはりご家族の支えではないでしょうか。

子供達が孤立してしまうことのないように、常に相談しやすい環境を整えて、暖かく見守ってあげること、そしてその上で、学校や我々カウンセラーも一丸となって協力していくことが大切です。

事情があって、ご家族とのコミュニケーションの時間もなかなか取れず、何の支援も受けられないとなると、どんどん孤立してしまいます。

そのような子供達を減らしていくことは今後の大きな課題であると思います。

投稿者プロフィール

大儀洋揮
大儀洋揮
大儀洋揮(おおぎ ひろき)
【出身】:奈良県橿原市 1975年生まれ
【学歴】:奈良県立橿原高校卒 / 桃山学院大学卒(心理学専攻)
【資格】:行政書士
【役職】:心友会 代表理事